今すぐ色付きの作りたい方は、目次「3.オススメのQRコードの作り方」から作り方を見てください。
- ・デザイン初心者、デザインを学ぶ学生
- ・企業のひとり広報、ひとり販促部
- ・自前で販促する個人事業主
Contents
デザインにQRコードを入れるとダサ見えする件
みなさん、QRコードを入れた途端に、なんだかデザインがダサくなった…なんて経験はないでしょうか?
わたしがデザイナーになったばかりの頃に登場したQRコード。
黒くて四角い妙な市松模様の柄、白くスペースが残された背景はデザインの画面上で変に悪目立ちする、憎き存在でした。
だけど、スマホのカメラを起動すれば、すぐURLに遷移してくれるQRコードはビジネスシーンで欠かせない要素です。
名刺やフライヤーにも必ずと言っていいほど、登場するスタメンなだけに無視できない!
そこで、私がデザインする上で、気をつけていることをシェアします。
QRコードをデザインに馴染ませるテクニック
❶QRコードの色を黒以外にする
実はQRコードは、コード自体の色と背景の色の差があれば、色は何でも構わないって知っていましたか?私がよくやるのは、デザインで使っている色を使うテクニックです。
- ・文字色に合わせる
- ・メインカラーやキーカラーと合わせる
- ・背景に白を敷かない
そうすることによって、デザインに上手に馴染んで世界観を保ったままQRコードを載せることができます。ただし、キャンペーンでQRコードを目立たせなければいけない時は、あしらいなどで上手に誘導してくださいね。
流石に、グラデーションはIllustratorで作っています。
❷媒体に合わせた、最小サイズで掲載する
手元で見れるチラシやポストカード等の紙媒体は、9mm角でQRコードを掲載することが多いです。
これは、オフセット印刷など、高品質の印刷物の時にできるテクニック。なるべく小さくすることによって、紙面の中でも伝えたいことの優先順位がQRコードが1番になってしまわないようにコントロールができます。
ポスターなどの遠くから見る媒体や、レトロ印刷やフレキソ印刷等、インクが擦れてしまうような印刷には不向きなので、サイズを大きくしなければいけません。
WEBのQR作成ツールはいろいろありますが、色が変えられないことが多いです。私は普段、QRコード作成ツールで作ったモノクロのQRコードを、イラストレーター上で色を変えて使っています。
オススメの色付きのQRコードの作り方
はじめに、QRコード自体の色と背景の色を、コピペできるようにメモで控えておきます。
もしも、Canvaのテンプレートで使っている色を使いたい時。
色を選択した状態で、カラー画面を開きます。色玉の上に出てくるアイコン部分をクリックすると、カラーチャートが出てきます。そこのカラーをメモにコピペしておきます!
❶Canvaのサイドバーからアプリを選択
❷QRコードを選択
❸ QRコードを作るURLを入力
❹『背景色』の色玉をクリックして出てくるポップアップ画面に、RGBコードを入力
❺『前景色』の色玉をクリックして出てくるポップアップ画面に、RGBコードを入力
❻『余白』はQRコードのサイズのままがよいので「0」を入力
❼『コードを生成』ボタンをクリック
❽Canva内でレイアウトするか、画面右上の『共有』ボタンからダウンロードを選んで、QRコードをダウンロードします。
いかがでしたか?
私がCanvaで作ったテンプレートでは、しょっちゅう色付きのQRコードが出てきます。
ふと…デザインを作っても、使ってくれる方が色付きのQRコードの作り方を、知らなかいと勿体無いと思いました。