Amano Iwabue


『Amano Iwabue』は屏風ヶ浦焼きという、陶器でできた高音質スピーカーです。
にっぽんの宝物 千葉大会 2000-2021 ものづくり部門 グランプリを獲得しました。
ボトル型の他にはない形が、リラックス感があってなんとも可愛らしいスピーカーです。

当初は、リーフレットの依頼でしたが、追加でロゴとパッケージを採用いただきました。

プロダクトの誕生背景に東日本大震災があり、屏風浦に伝わる「天の石笛」の伝説との不思議な繋がりがとても興味をそそられるスピーカーです。

東日本大震災の津波で流されることなく、 奇跡的に残っていた陶器スピーカーの原型。
屏風ヶ浦由来の海成粘土「カベト」との出会い。
漁師を海難から守る民話として 地元に伝わる伝説「天の石笛」より ​被災した地元飯岡への願いを込めて。 ​
屏風ヶ浦焼 高音質スピーカー ​「Amano Iwabue」は誕生しました。

https://www.kaiongama.com/

「物語」のあるスピーカー
そこからキャチコピーを元に、ビジュアルを展開。
地方の民芸の枠を越えて、幅広い世代に受け入れられるようにブランデングしていきました。

WEBサイトも監修と素材提供というかたちで、関わらせていただいています。

—ロゴ
ロゴは、プロダクトの脇の筆記体のサインを元に可読性を上げて作字。
ゆるやかでリラックス感のある印象を持たせました。

—リーフレット
内容からご相談いただき、構成とコピーライティングから携わりました。
A5見開きの小さいリーフレットに、販売促進に必要な内容を削ぎ落としながら作成。
「物語」なので、あまりリアルになりすぎないようにプロダクトと屏風浦のイラストを対比させています。
中面は、波のゆらめきを背景に

—パッケージ
リーフレットとの統一感を出すため、私の方からプレゼンし採用いただきました。
ロゴを大胆に配置しつつ、リズムが生まれるようにレイアウトしています。
管理する面でもサイドに中のプロダクトとカラーがわかるように線画配置。
デザイン性のあるプロダクトを開ける楽しみを、届いたときにも感じていただけるようにデザインしました。

Client | 海音窯 近藤やきもの教室
Advertising | 株式会社石川商会住宅機材

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